トロピカタネカ

種から育てる熱帯果樹/トロピカルフルーツの実生栽培記&育て方図鑑

ナツメグの果実 アンノナ属の果実 ドゥリオの果実 カカオの果実 ドリアンの仲間の果実 ガルシニア属の果実 マンゴスチンの果実 マンゴーの果実 ドゥギエティアの果実

「やり方」マンゴーの水耕栽培

マンゴーの水耕栽培はペットボトルなどを使って手軽にやれます。根や芽の出る姿がよく観察できて楽しいので、ぜひ挑戦してみてください!

水耕栽培のために用意したPボトルとはさみ

まずはペットボトルとそれを切るハサミかカッターを用意します。ペットボトルは1.5リットルから2リットルで大き目の物が良いです。
ハサミやカッターを使うときは十分に気をつけて作業してください。また切り口にも注意しましょう。

ベテランの手により見事にふたつに切り分けられてしまったペットボトル

ボトルの真ん中より上部分をハサミで切り、2つ(3:7くらい)にわけます。

2つにわけたボトルを再度連結させています。

切り分けた上部分のボトルを反対にし、下部分にしっかり差し込みます。

発芽を心待ちにするマンゴーの種

あとはマンゴーの種が半分くらいつかるように水を入れてあげれば完了です。マンゴーは汚れた水でも問題なく発芽しますが、できれば3日に1回は水を交換してあげてください。 その際ボトルの内側のヌメヌメもしっかり洗うと良いと思います。

発芽したマンゴー(水耕栽培)

うまくいけば上の写真のように生長します。芽が出て15cmくらいになったら、鉢に植えてください。土は赤玉土のような重い土より、 園芸培養土のような軽い土のほうが根の負担が少ないと思います。

種をたくさん育てるときは・・・

発芽を喜び合うマンゴーたち
写真は多胚種であるピーチマンゴーの発芽。

たくさんの種を一度に育てるときは、少し大きめの容器に梱包に使われる緩衝剤などを水に浮かせ、その上にまとめて種を置くと、わざわざ水耕栽培用の容器を1つ1つ用意せずにすんで管理も楽です。 上の写真にある網目のような緩衝剤は、マンゴーの種を5個くらい乗せても見事に浮いてくれます。

↑ページの先頭に戻る